北海道のエゾシカ: 食育と持続可能性への一歩
エゾシカの未利用資源
我々が学ぶべき衝撃的な事実があります。
北海道の一人当たりの年間鹿肉消費量はなんと300グラムだけなのだそうです。
それだけ食べれば、捕獲されているエゾシカを全て有効活用できるということなんです。
さらに驚くべきは、エゾシカ一頭からは約20~30キログラムもの鹿肉が得られるという事実です。
これらの数値を見ると、北海道の鹿肉消費目標の実現性がより明確になります。
そして、この目標達成のために、私たちは積極的なアプローチを考えなければなりません。
学校給食とジビエ
ここでジビエ、特にエゾシカ肉の活用の一つを提案します。
それは、北海道内の学校給食にエゾシカを積極的に取り入れることです。
これにより、子供たちや保護者たちがエゾシカの現状、特にその資源の有効活用についての理解を深めることが期待できます。
食育の推進とエゾシカ
学校給食にエゾシカを取り入れることで、我々は食の教育、つまり「食育」につながる重要なステップを踏むことになります。
食育とは、食材の由来を理解し、食に感謝し、バランスの良い食事を楽しむことを学ぶことです。
これにより、命についての教育や道徳教育の一環として、エゾシカの利用と保護の重要性についての理解を深めることができます。
ジビエとペットフード
さらに、ジビエの有効活用は人間の食生活だけにとどまりません。
エゾシカ肉をペットフードとして利用することも考慮すべきです。
これは、我々が有効に利用できていないエゾシカの一部を適切に利活用し、同時にペット達にとって健康的な食事を提供するために、エゾシカ肉をペットフードとして使用することが可能です。
エゾシカの肉は低脂質、高タンパク質であり、ペット達が必要とする重要な栄養素を豊富に含んでいます。
サステイナビリティのための狩猟
エゾシカの鹿肉を有効活用することで、地域社会のサステイナビリティに貢献することができます。
狩猟によりエゾシカの生息数を管理することで、農作物の被害を抑え、自然環境のバランスを維持することができます。
最後に
このように、エゾシカ肉を有効活用することで、地域資源の最大化、学校給食としての利用、食育の推進、ペットフードとしての活用、そしてサステイナビリティのための狩猟への貢献という様々な面で大きな価値を生み出すことができます。
エゾシカの持つポテンシャルを最大限に引き出し、地域社会に還元することで、北海道の持続可能な未来を築くことができるでしょう。
ジビエの輪を広げたい
私はまだまだ力不足で、一緒に活動していただける仲間・コミュニティ・チームが必要です。
皆さんの住む場所、年齢、性別は関係ありません。
一緒に学び、一緒に新しい可能性を追求する仲間・コミュニティ・チームを作りたい。
ジビエ文化の拡大: 小さな一歩から
大きなことをするのは難しいかもしれませんが、私たちが取り組むべきは、一歩一歩、確実に前に進むことです。
そしてその一歩が、ジビエ文化を広げるための「輪」を広げるきっかけになると信じています。
エゾシカの狩猟、ペットフードとしてのジビエ利用、これらすべてが、私たちの取り組みの一部です。
生命への敬意: すべての生命が価値ある存在であること
「100%利活用すべき」「食のありがたさ」「命とはなにか」これらを1人でも多くの方に知って見て体験して共有していただきたいと思います。
すべての生命が価値ある存在であることを私たちは忘れてはならない。
その価値を認識し、敬意を持つことが、我々が追求する「共存」への道標となるでしょう。
私たちと共に、エゾシカとの共生、ジビエ文化の拡大、生命への敬意…これらのテーマについて考え、行動し、共に成長していきませんか?
今後ともよろしくお願い申し上げます。
私たちが目指す未来へ、一緒に歩んでいきましょう。
Instagramもフォロー&チェックお願いします♪
関連情報