鹿の驚くべき生態:角の生え変わり
あなたはご存じでしょうか?
鹿の角、特に雄鹿の角は毎年生え変わるのです!
これは驚くべき事実であり、その過程を詳しく見ていきましょう。
鹿の角のサイクル
雄鹿の角は、春の3月ごろになると自然に根本部分から脱落します。
その後、新しい角が成長し始め、その過程はおおよそ4月から8月までの間に進行します。
この期間に角が成長する様子は、まるで「袋角」という名の通り、袋に包まれたような柔らかい外皮に覆われています。
この外皮の内部には血管が通っており、それによって角は成長を遂げます。
角化と完成
角の成長過程においては、血流によってカルシウムが沈殿し、根元から角化します。
そして8月下旬頃、角は全体として固くなり、その後血流が止まると外皮が剥げ落ち、角が完成します。
完成した角の表面に見える溝は、実はこれまで血管が通っていた跡なのです。
鹿角の多様な利用
古来より、鹿角は多様な用途で利用されてきました。
実は日本の縄文時代の地層から、鹿角を用いた装身具や刃物、矢じりなどが出土しています。
そして現代では、鹿角はさらに多様なものに利用されています。
具体的な例としては、ナイフの柄、インテリア、犬のおもちゃ、アクセサリー、キャンプのランタンハンガーなどがあります。
さらに、近年ではアート作品の一部としても使われることが増えています。
エゾシカの角とその可能性
特にエゾシカの角は、その個体数が爆発的に増加していることから、山に入れば春頃には角が落ちていることもあります。
これは狩猟やジビエ、そして無添加ペットフードなどの面からも新たな可能性を秘めています。
私たちは自然と人間の関係を考える上で、これらの事実と可能性をどう活かすかを考えていくことが重要です。
鹿角の有効活用:ペットフードへの道
このエゾシカの角の利活用方法の中でも、特に注目すべきは無添加のペットフードへの利用です。
エゾシカの角は100%自然由来で、犬が噛むのに適した固さを持っています。
そのため、無添加のペットフードとして使用することが可能なのです。
ペットの健康と鹿角
ペットの健康は、飼い主にとって常に最優先事項です。
添加物や化学物質を含まない自然素材のフードは、ペットの健康を維持するために非常に重要です。
特に犬は、適切なものを噛むことで歯の健康を維持できます。
エゾシカの角はそのための最適な素材と言えます。
サステナビリティへの一歩
鹿角のペットフードへの利用は、持続可能性の観点からも重要です。
エゾシカの角は自然に落ちるもので、それを回収して利用することで、資源の有効利用とエゾシカの個体数抑制にも寄与できます。
狩猟やジビエと同様、こうした自然素材の有効活用は、持続可能な社会を実現するための一歩となります。
まとめ
これまでに触れたように、鹿、特にエゾシカは、我々が自然とより良い関係を築く上で非常に重要な役割を果たしています。
彼らの生態を理解し、その生産過程や利用方法について考えることは、私たちが自然と共存するための一歩となります。
そしてその一環として、無添加のペットフードとして鹿角を利用するというアイデアは、エゾシカの持つ可能性を最大限に活かす方法の一つかもしれません。
ジビエの輪を広げたい
私はまだまだ力不足で、一緒に活動していただける仲間・コミュニティ・チームが必要です。
皆さんの住む場所、年齢、性別は関係ありません。
一緒に学び、一緒に新しい可能性を追求する仲間・コミュニティ・チームを作りたい。
ジビエ文化の拡大: 小さな一歩から
大きなことをするのは難しいかもしれませんが、私たちが取り組むべきは、一歩一歩、確実に前に進むことです。
そしてその一歩が、ジビエ文化を広げるための「輪」を広げるきっかけになると信じています。
エゾシカの狩猟、ペットフードとしてのジビエ利用、これらすべてが、私たちの取り組みの一部です。
生命への敬意: すべての生命が価値ある存在であること
「100%利活用すべき」「食のありがたさ」「命とはなにか」これらを1人でも多くの方に知って見て体験して共有していただきたいと思います。
すべての生命が価値ある存在であることを私たちは忘れてはならない。
その価値を認識し、敬意を持つことが、我々が追求する「共存」への道標となるでしょう。
私たちと共に、エゾシカとの共生、ジビエ文化の拡大、生命への敬意…これらのテーマについて考え、行動し、共に成長していきませんか?
今後ともよろしくお願い申し上げます。
私たちが目指す未来へ、一緒に歩んでいきましょう。
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