エゾシカ問題とジビエ活用の可能性: 北海道の取り組みと未来
「183,000」この数字、何だと思いますか?
これは実は、令和5年度の北海道内のエゾシカ捕獲目標頭数です。
あまりにも大きな数字に驚きますよね。
エゾシカの生息数が急増し、深刻な問題を引き起こしている現状と、そこから生まれるジビエや無添加ペットフードなどの可能性について、詳しく探っていきましょう。
エゾシカ問題: 北海道の深刻な現状
エゾシカの生息数は、近年増加傾向にあります。
平成23年度の約77万頭から令和2年度は約67万頭まで減少したとはいえ、その数は依然として高水準です。
エゾシカによる農林業被害は深刻で、さらに採食や踏み付け撹乱による表土流出や生態系への影響も懸念されています。
この問題は、エゾシカが鳥獣保護区などに逃げ込み、捕獲が困難になるケースが増えていることにより一層深刻化しています。
そのため、道は鳥獣保護区や自然公園など、市町村等による捕獲が困難な箇所において、計画的にエゾシカの捕獲を実施しています。
エゾシカ捕獲とジビエ活用の可能性
そんな中、エゾシカの捕獲を活用した新たな取り組みが注目を集めています。
それがジビエ利用です。
エゾシカは肉質が良く、ジビエとしての価値が非常に高いのです。
そのため、エゾシカの捕獲を通じて、新たな食文化の拡大や地域活性化につながる可能性があります。
また、エゾシカの肉を使用した無添加ペットフードの開発も進行しています。
これにより、エゾシカ捕獲の一環である狩猟をより有効利用し、持続可能な循環型社会の構築に寄与することが期待されています。
ヒグマ問題との対比
エゾシカ問題に対する取り組みを考える際に、ヒグマ問題との対比も有益です。
北海道ではヒグマの個体数も増加しており、これに対する適切な管理が求められています。
しかし、ヒグマの場合、ジビエとしての活用が難しく、対策がエゾシカとは異なるアプローチを必要とします。
まとめ
北海道のエゾシカ問題は深刻ですが、その捕獲を通じて新たなジビエ文化を創出するなど、問題をチャンスに変える取り組みが始まっています。
また、エゾシカ肉の無添加ペットフード開発も進行中で、このようなアプローチは地域の自然環境保護にも貢献します。
大切なことは、捕獲だけでなく、その後の利用方法にも目を向け、持続可能な社会を目指すことです。
今後も、エゾシカ問題の解決とその肉の有効活用について、さまざまな視点から取り組んでいきたいと思います。
ジビエの輪を広げたい
私はまだまだ力不足で、一緒に活動していただける仲間・コミュニティ・チームが必要です。
皆さんの住む場所、年齢、性別は関係ありません。
一緒に学び、一緒に新しい可能性を追求する仲間・コミュニティ・チームを作りたい。
ジビエ文化の拡大: 小さな一歩から
大きなことをするのは難しいかもしれませんが、私たちが取り組むべきは、一歩一歩、確実に前に進むことです。
そしてその一歩が、ジビエ文化を広げるための「輪」を広げるきっかけになると信じています。
エゾシカの狩猟、ペットフードとしてのジビエ利用、これらすべてが、私たちの取り組みの一部です。
生命への敬意: すべての生命が価値ある存在であること
「100%利活用すべき」「食のありがたさ」「命とはなにか」これらを1人でも多くの方に知って見て体験して共有していただきたいと思います。
すべての生命が価値ある存在であることを私たちは忘れてはならない。
その価値を認識し、敬意を持つことが、我々が追求する「共存」への道標となるでしょう。
私たちと共に、エゾシカとの共生、ジビエ文化の拡大、生命への敬意…これらのテーマについて考え、行動し、共に成長していきませんか?
今後ともよろしくお願い申し上げます。
私たちが目指す未来へ、一緒に歩んでいきましょう。
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